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不登校と向き合うということ 7 学校に会いたくない人がいる

こんにちは。アート英語学苑の海住さつきです。

「不登校と向き合うということ」7回目は、「学校に会いたくない人がいる」について書いていきたいと思います。

 

「不登校」という言葉は、「学校に行かない、あるいは行けない」という響きがしますが、

「学校」という漠然とした場所に行きたくない、というよりも、

具体的な「●●さん」に会いたくない、ということが多い。

何とか、会わなくてすませる方法があればいいですが、

学校は閉じられた空間で、あまり人の出入りがないことに加え、

少子化で、クラスが少なく、クラス替えのチャンスがなかったり、

小中学校では、基本的にクラス単位で活動するので、

クラスメートや担任の先生と合わない場合は、

もう逃げ場がありません。

人間関係は、いったん、役割や上下関係などが決まってしまうと固定しがちで、

例えば、「いじめっ子」「いじめられっ子」という関係ができてしまうと、

なかなかそれを打破することは簡単ではありません。

 

不登校になった子どもをサポートする制度はいろいろ準備されており、

保健室登校や特別学級などで「ならし登校」して、

徐々にクラスに行けるようにする、などの方法がとられていますが、

そもそも学校に行きたくない原因である「会いたくない人」と会わずにすむ方法がない限り、

再び学校に通う気持ちにならないでしょう。

 

次回は、「学校に行くことをあきらめた方がいいのか」について書いていきたいと思います。

 

アート英語学苑

海住さつきでした。

 

 

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