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不登校の子を持つ親の悩み 1 不登校の子とどう接したらいいのですか?

こんにちは。

アート英語学苑の海住さつきです。

子どもが不登校になった時、

保護者の方がまず真っ先にするのは、

 

「不登校」というワードでグーグル検索する

 

ではないでしょうか?

すると、ネガティブな情報が山ほど出てきて、

ものすごく落ち込んでしまう。

 

「不登校の子の親の心得」というワードでさらにグーグル検索すると

 

さらにあせります。

「今まで自分がしてきたことの何がまちがっていたのか」

「あれも、これもまちがっていたのでは?」

と子育てを振り返っては反省を重ね、

お母さんであれば、

「この子を妊娠中にしたあれこれが間違っていたのでは?」

というところまでさかのぼります。

 

続いては、家族会議を開き、

夫婦で子どもに対する接し方のすり合わせを行います。

「親の意見が違っていては子どもが混乱する」からというのがその理由。

そうする過程で、

「お前の育て方が間違っていた」

「そういうあなたが子育てに参加してこなかったのがいけないんじゃないの」

などと、お互いに相手をののしることもあるかもしれません。

 

今までの流れをまとめてみると、

 

子どもが不登校になる→「不登校」に関する知識を得る→今までの子育てを全否定された気持ちになり落ち込む→「不登校」という言葉に敏感になり家族内で起こるトラブルはすべて不登校と結び付けて考えてしまう→子どもに「不登校」というレッテルを親がつけてしまう→子どもにどう接していいかわからず悩む

 

という感じでしょうか。

 

子どもが不登校になったばかりの時によく聞く言葉が、

「まさかうちの子が不登校になるとは思ってもいませんでした」

ということ。

不登校はある日突然やってくるということでもありますが、

不登校は特別なことではなく誰でもなりえるということでもあります。

 

大切なことは、

子どもに「不登校」のレッテルをはって、

子どもの一挙手一投足をすべて「不登校」に結びつけないでくださいということです。

 

風邪みたいなもので、

ちょっと学校と距離を置きたいなということは誰にでもあるし、

病気ではないけど疲れているから家でゆっくり休みたいということは子どもにだってある。

そんなとき、

大げさに騒ぎ立てずに通り過ぎるのを待っていれば、

ふつうにまた学校に戻れる可能性も高いのに、

「うちの子が不登校になった」

と大騒ぎして、原因さがし、犯人さがしにやっきになってしまうと、

かえって子どもが見えなくなることもあります。

 

そうやって子どもを特別扱いして、

「不登校」だからと親が右往左往すると、

そのことが原因で、子どもが本当に病気になってしまうかもしれません。

 

ですから、

不登校になったからといって子どもに言いたいことも言えなくなったり、

しつけをやめてしまったり、

あるいは、

「学校へ行っていないくせに遊ぶな」などといって、

お小遣いをあげなかったり、

ゲームを取り上げたり、

外出をさせない、

スマホを取り上げる、などなどの、

罰を与えないでください。

 

大人だって時々休みたくなるはず。

子どもも毎日「学校」という戦場に通うのに疲れ果てていて、

休みを求めています。

 

アート英語学苑

海住さつきでした。

 

 

 

 

 

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