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不登校の子を持つ親の悩み 6 親と担任は選べない
こんにちは。
アート英語学苑の海住さつきです。
子どもが不登校になり、
親や担任の先生がいろいろ動いても、
全く事態が変わらない時、
子どもと関係性の薄い赤の他人が何気なく発した言葉で、
ふっと何かが変わる時があります。
子どもの心にすうーっと風が吹き込む感じ。
親の方に力がふっと抜けるというか。
親や担任の先生は、
関係性が深すぎ、
自分の人生にコミットしすぎているので、
そういう大人と真正面から向き合いましょう的な会話を続けていると、
疲れちゃうんだね。
だから、
隣のおばちゃんみたいな人と、
犬の散歩のついでに交わす言葉が意外に素直に入ってきたりするし、
違う学校に通っていて、
自分が不登校だということを全然しらない人と友達になると、
結構すんなり仲良くなれたりとか。
不登校のエキスパートみたいな人にお金を払って話を聞いてもらうと心が軽くなるのも、
いっぱいいろんな事例を知ってる人に、
全然深刻じゃなく、ふつうのこととして話を聞いてもらえると、
それだけで「自分ひとりじゃないんだ」という実感がわくから。
子どもが不登校になると、
親は抱え込みがちになるし、
担任の先生に家庭の何もかもをさらけ出して、相談に乗ってもらいたくなるものだけど、
それが本当に子どもの望む結果になるかというと、
それはまた別問題で。
子どもの立場からすれば、
「親と担任は選べない」
という事実は、
結構重いということは、
周りの大人は常に心にとどめておくべきだなと、
思うことが多いです。
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