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英語上達の秘訣 (1) 日航機墜落事故とイギリス留学

こんにちは。アート英語学苑の海住さつきです。

英語上達の秘訣、一回目のお題は、

「日航機墜落事故とイギリス留学」。

 

1985年8月12日、

長野県川上村のレタス農家で住み込みバイト中だった大学生の私は、

夕方、山の上の空がオレンジ色に染まっているのを、

レタス畑から見ていた。

 

「何だろう?山火事かな?」

 

消防団員だったバイト先のレタス農家の長男さんが、

畑仕事を片付けて出動していくのを見送った時、

彼が3日間、家に戻れなくなるとは誰も想像していなかった。

 

山の上の空をオレンジ色に染めたのは、

日航機墜落事故。

歴史に残る大惨事を、

遠くからではあるけれど、

私は目撃していたことになる。

 

事故で、レタスの出荷は混乱したけれど、

畑のレタスは収穫しなければならない。

予定通り、2か月近く住み込みバイトを続け、

50万円ほどのお金が手元に残った。

 

あの日、レタス畑からみたオレンジ色の空の光景は、

私に「しっかり生きろ」と言ってくれる守り神となった。

バイト代を全部使って、

イギリスに行くことにした。

 

往復の飛行機代と、

3週間の英会話学校の授業料をのぞくと、

お小遣いはあまり残らなかったけれど、

何とかなるさ!とイギリスへ。

 

ホームステイ先の家族は、

子どもが3人。

一番下の子は、生後6か月で、

お母さんはものすごく忙しそうだった。

お風呂や洗面所はお借りしていたので、

使い終わったらきれいに掃除していたら、

ものすごく喜ばれ、

 

「よかったら、ベビーシッターとお掃除をしてくれないかしら?ホームステイ代はタダにしてあげるから」

 

と言われ、あっという間に家賃がタダに。

 

お掃除くらい、いくらでもしますよ!

ベビーシッターも、外国人の私でいいのかとビビったが、

絵本の読み聞かせをしてほしいと言われたので、

毎朝、子どもたちにねだられるまま、いろんな本を読んだ。

 

日本から申し込んだ高い英会話学校は終わってしまったけど、

通りがかりに地元の公立大学で、英語クラスの募集をしている張り紙を見たので、

試験を受けたら入れてくれることになった。

イギリスには、移民や難民がたくさんいるので、

外国人向け英語コースはタダ同然で受けられるものがあった。

結局、半年間、毎日通って、

教材費のみ1万円くらいだった。

 

・・・ということで、本日の結論:

 

まずは行動!お金はなくても何とかなる!

 

海住さつきでした。

 

 

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