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不登校と向き合うということ 12 いつの間にか消えてなくなった席
A君は私立中学2年生。
夏休み明けにふと、あることに気が付いた。
「席が一個、減ったんじゃない?」
掃除時間に、
机の数が減っていることに気づいたという。
「誰がいなくなったんだ?」
思い出そうとしても全然思いだせない。
友達といっしょに考えたけど、
全然わからなくて。
いろいろ聞きまわるうちに、
やっと女子が一人、「そういえば、●●ちゃんがいないね」
と思い出した。
しばらく前から不登校だった女子が一人、
夏休み明けにひっそり退学、転校していた。
先生も何も言わないし、
誰も気にしないので、
いつの間にか存在が消えてしまっていたのだ。
たぶん、親の転勤が理由の転校とはちがって、
みんなにお別れのあいさつをする心境にはなれなかったのだろうが、
先生が一言、知らせてくれてもよかったんじゃないか。
不登校から退学になりましたなんて、
わざわざいう必要はなかったのかもしれないけど、
クラスメートだったわけだし、
ちょっと冷たいよなあ・・・
アート英語学苑
海住さつきでした。
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