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不登校・保護者のカフェin松阪 2024/1/6勉強会「不登校の子どもの自己肯定感を下げてしまう親の『余計な一言』とは?」

こんにちは。アート英語学苑の海住さつきです。

2024年1月6日開催の「不登校・保護者のカフェin松阪」では、

「不登校の子どもの自己肯定感を下げてしまう親の『余計な一言』とは?」というテーマでお話させていただきました。

 

余計な一言のナンバーワンは、

「宿題もうやったの?」

不登校に限らず、

親なら誰でもついつい言ってしまいがちな一言です。

その一言がきっかけで、

子どものやる気スイッチが入り、

宿題に取り組む・・・なんていう理想の展開になることはめったになく、

たいていは、

「今やろうと思ってた」

「お母さんが余計なこと言うからかえってやる気がうせた」

「うるせー!」

という感じで、親子喧嘩に発展。

お互いに気まずい雰囲気に。

 

子どもが学校に行っていれば、

学校ではいろいろなことが起こるので、

親子喧嘩したこともきれいさっぱり忘れ、

「ただいまー。おなかすいたー」

と帰ってきてくれるのですが、

不登校だと、親子ともども気分転換になるきっかけがなく、

いつまでも険悪なムードを引きずることになりますので、

百害あって一利なしなのが、この一言の特徴です。

単なる親のイライラをぶつける小言になってしまいがちなので、

言いたくなったら深呼吸していったん飲み込むほうがいいかも。

 

そして、喧嘩になるとでるのが、

親が言ってしまいがちな余計な一言のナンバーツー、

「将来どうするの?」

 

最近は、

不登校を頭ごなしに否定する親は減り、

「不登校は認めよう」

というところまでは譲歩していたはずなのに、

なぜ言ってしまうのでしょうか?

 

親としては、

「このまま不登校が続いたらこの子の将来はどうなってしまうのか?」

と思うといてもたってもいられず、

ついつい不安の矛先を「子どもの将来」にまで広げてしまいます。

 

だけど、

学校に行くことを考えるだけで気分が悪くなる子どもに、

目の前の現実を解決する方法を提示できないばかりか、

「将来どうするの?」とまるで追い打ちをかけるような言葉をかけても、

何も解決しません。

 

「将来どうするの?」という言葉は、

親の不安を、すべて子どもの不登校のせいにしているために出ています。

 

・・・ということで、本日の結論:

不登校を問題の元凶にするのではなく、

親子で新しい人生のカタチを作っていかなければならないという大きな「宿題」だととらえなおし、

ポジティブに解決していこう。

 

海住さつきでした。

 

 

 

 

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