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不登校の子を持つ親の悩み 7 新学期にやってしまいがちな親のNG行為
こんにちは。アート英語学苑の海住さつきです。
新学期は、不登校の子を持つ親にとって、
一種の正念場です。
担任も変わり、クラスも変わって、
学校の中の人間関係が一新されるので、
ここでうまく波に乗れば、
学校に行けるようになるのではないか、という期待を寄せるからです。
それはもちろんその通りで、
特に、
人間関係で悩んでいた子の場合は、
いろいろリセットして出直すチャンスです。
ですが、
意気込むあまり、
親がやってしまいがちなことがあります。
1 担任の先生やクラスの雰囲気について子どもに根ほり葉ほり聞く。
2 子どもに聞いた話だけをもとに、担任の先生やクラスのあらさがしをする。
3 わが子にとっていい環境づくりをしてもらうために学校に要望を直談判する。
親なら誰でもすることで、
子どもの新しい学校の環境についていろいろ聞くことは必要なことだし、
もしも、どうしても学校に要望したいことがあればそれを訴えることも親としては必要なことです。
しかし、
忘れてはならないことがあります。
学校は、注文通りにわが子のためだけに仕様を変えてくれる場所ではないということです。
学校(特に、公立の学校)は、
まさに社会の縮図であり、
いろんな人が、先生生徒含めている場所であって、
合わない人がいるからといって、
その人とクラスを別にしてほしいとか
担任を変えてほしいといって、
それが通る場所ではありません。
特に少子化で、
クラスが少ないため、
クラス替えを希望してもそもそも1クラスしかない学校もたくさんあります。
ですので、
子どもが行きたくないといった場合、
無理して行かせる必要はないというのは真実ではありますが、
同時に、
学校に何でも要望してそれを通してもらおうと思うのが正しい結果に結びつくわけではないということも、
また真実です。
学校に行くというのは、
ある程度、
与えられた環境の中で何とかやっていくということを意味しているのです。
どうしても行きたくなければ行く必要はないけれど、
「学校」以外で、本来「学校」が与えてくれるはずの、
子どもにとっての学びの場所を親が単独で用意するのは、
至難の業です。
莫大なお金、人脈、移動が必要です。
・・・ということで本日の結論:
新学期に早速学校のあらさがしをするのはちょっと待って!
海住さつきでした。
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