ニュース&トピックス

不登校の子を持つ親の悩み 17 子どもが話してくれない 

こんにちは。アート英語学苑の海住さつきです。

 

「子どもが何も話してくれない」

 

子どもが学校に行きたくないと親に言うのは、

かなり勇気のいること。

なぜなら、

子ども自身にも、今、自分の心や体に生じている異変(=登校の時間になるとおなかが痛くなる)が何なのか、

わかっていないので、うまく言語化できないから。

 

だから、布団かぶって「起きられない」ということを全身で訴えるしかない。

 

ただ、不登校の子どもはすべて親に何も言わないかというと、

そうではない。

普段から親が自分の話を聞いてくれていれば、

コミュニケーションの素地があるから学校のことも自然に話しやすいけど、

普段から親に話を聞いてもらえていないと感じている子どもは、

学校に行きたくないというデリケートな問題を、

どうせわかってくれないし、と思っている相手には言いません。

 

親も忙しいので、

子どもと話はしていると思っていても、

よくよく考えてみると、

「●●しなさい」

「●●してはいけません」

という、親から子への一方的な業務連絡がほとんどで、

子どもからの発信には案外こたえていないのかもしれません。

 

それに、悩んでいるとき、

「さあ、今から話を聞いてあげるから順序だてて話してみなさい」

と言われて話せますか?

いっしょにご飯を食べている時とか、

車に乗っている時、

ぼそっと本音を言うのがせいぜいなのではないでしょうか。

 

・・・ということで、本日の結論:

子どもに悩みを話してもらうのは難しい。

 

海住さつきでした。

 

Webで24時間365日
受付しております

お気軽にお問い合わせ・
お申し込みください。

専用のWebフォームまたはLINE公式アカウントを友だち追加して、
LINEトークにてお問い合わせしていただくことも可能です。