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長引く自宅学習で子どもたちから「わかる」喜びが失われていく危機感
こんにちは。アート英語学苑の海住さつきです。
自宅学習が続いており、
子どもの学力を心配する保護者の方も多いのではないでしょうか。
学校は休校中ですが、
先生方は毎日出勤されており、
日々、家庭訪問をされたり、宿題や通信を作成されたりと、
逆に忙しくされているそうなので、
子どもたちは、実はたっぷりと勉強する課題はもらっています。
ただ、それで学力が維持されるのなら、
もともと学校はいらないわけで、
「プリントやっているから大丈夫」とはならないのが難しいところ。
ワークやプリント、あるいはタブレットを使った繰り返し学習では何か足りないのでしょうか。
一番の問題は、
「勉強=問題をこなす」というルーティーンに子どもたちが慣れてしまうこと。
プリントの空欄を埋めてしまったら、
あるいは、ワークの確認問題を解いてしまったら、
それでできた気になってしまうことで、
「わかる」という体験からどんどん離れていってしまう。
そういう生活が、
二週間、四週間と続き、
はや八週間になろうとしている。
鍛えてあげれば、
どれだけでも脳が成長する子どもたちにとっての八週間は、
本当に大きい。
子どもたちが課題をこなしているのを放りっぱなしにせず、
なるべく、子どもたちにとっての「わかった!」「できた!」という瞬間を共有してあげてほしい。
それがないと、
勉強する喜びを忘れてしまい、
「学校よりゲームのほうが楽しいや」という世界から、子どもたちは戻ってこれなくなる。
効率化をめざし、
学校が吸収合併されてマンモス化してきましたが、
昔の寺子屋程度の小規模な学校が、
実は、子どもたちの基礎学力養成のためにはよかったのではないか。
感染症と共存しなければならない時代に、
授業をオンライン化する流れと同時に、
小規模化することも、
真剣に考えていったほうがいいのかもしれません。
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